新しいドッグフードへの切り替え方について

新しいドッグフードの切り替えは少しずつ

1．ドッグフードを急に切り替えるとどうなるの？

①消化器官に負担をかけるおそれがある

・急な切り替えは胃腸に負担をかける可能性があります。
人間でも玄米がいいと言われて、急に玄米を食べるとお腹の調子が悪くなったりすることがあるのと同じで、体にいいと言われるものでも新しい食べ物に慣れないうちは、消化不良を引き起こす可能性もある為、時間をかけて切り替えた方がいいと言われています。
消化不良となった場合に見られるは症状は嘔吐や食欲不振、下痢、便秘などです。
これらの症状がみられた場合は、一旦元のフードに戻して体調が整ってから改めて少しずつ新しいフードを少しずつ混ぜてお試しください。

②アレルギー反応をおこす食べ物が含まれている場合があります。

・新しいフードにはパートナーにとってアレルギーを起こす可能性のある成分が含まれている場合があります。これまで食べたことのない成分が含まれている場合や初めてのフードを与える場合は少しずつ様子を見ながら切り替えてあげましょう。

アレルギーが疑われる症状としては、皮膚のかゆみや下痢、軟便などです。

③ストレスになることもある
・変化に敏感なパートナーにとって、急激な環境変化や食事の変更はストレス反応を引き起こす可能性があります。
警戒心の強い子は食べてくれない場合もあります。
おやつとして新しいフードを取り入れてみるなど、無理のない方法で様子を見ながら少しずつ慣らしてあげてください。

2．フードの切り替えについて

①はじめに、現在のフードの10％程度を新しいフードに置き換えることからスタートしてください。

②体調に変化がないかなど、様子を見ながら日に10％程度増を目安に7-10日間ほどかけて徐々に新しいフードの割合いを増やしてあげてください。
パートナーの状態によってはもう少しゆっくりと時間をかけて少量ずつ増やして様子を見ながら切り替えてあげてください。

少しずつ切り替えることで、体がゆっくりと新しいフードに慣れることができ、胃腸への負担も軽減し、ストレスの軽減にもつながります。
新しいフードに切り替える際は、段階をふんで徐々に切り替えることが重要です。
常に新鮮な飲み水も忘れずに用意してあげてください。